看護師の勤務形態としては、日勤と夜勤があります。その病院によっても違いますが、2交代制3交代制があります。2交代制は1日を半分に分けるところと、日勤8時間に夜勤16時間としているところもあります。3交代制は8時間ごとに日勤、準夜勤、夜勤としています。病院全体の3割が2交代制であり、残り7割が3交代制をとっているようですが、最近では休みが多くなるという理由から2交代制を希望する人が増えているともいいます。シフト制なので3交代制だと自分の働く順番がすぐきてしまうのです。日勤は外来の対応や入院患者の管理、検査の準備などが主な仕事になりますが、夜勤の主な仕事はナースコール対応になります。夜勤に入る看護師の数は日勤に比べてぐっと減りますから案外バタバタします。ナースコールも鳴るときは鳴るので、忙しいです。トイレの介助はもちろん、寝返りを打てない患者もいますから2，3時間ごとに寝返りを打たせてあげます。患者が寝返りを打てないからといって床ずれを起こすとそれは看護師の恥だと言われています。その合間に自分の仕事もしなくてはならないので、忙しい時は自分の仕事は後回しになってしまい、結局残業になってしまうこともあります。しかし夜勤は忙しくなければ仮眠を取ることも出来ます。それでも生活が不規則になることは変わりませんが、慣れれば仮眠を取ってもすぐに仕事が出来るようになります。また夜勤は夜勤手当がその病院によっても違いますが、5千円から3万円の幅でつくので、夜勤を専門にする看護師もいます。