職場の付き合いと本音

これはどの仕事でもそうだと思いますが、看護師でも職場での人間関係の程度、というのはさじ加減が難しいのではないでしょうか。職場での人間関係がうまくいかないと仕事にも影響が出かねないし、それなりに付き合いはしないといけないと思います。もし自分が体調不良や冠婚葬祭などで仕事を休まなくてはならない、となったときに代わりに出てくれる人がいるのかどうかは、その人の人柄が試されるときだと思います。極端な話、普段自分に良くしてくれていたり仕事も頑張っているなと思われていれば困っている時に手を差し出してくれる人はいるものですが、嫌われていると誰も良くしてくれる人は現れないということです。

ですので、それに繋がる話としてどこまで人間関係を深めていくか、仕事上の関係だと思っていても、例えば飲み会に出席することは仕事なのかそれともプライベートだから全く仕事に関係がないのか。日本だとこういった歓送迎会や忘年会、新年会などは決まった行事であり、これに参加しないとなると付き合いが悪い人、とも思われてしまうことがあります。お酒の場ですからお酒が飲めないと皆がいい具合に酔ってはじけているときもシラフで対応するという苦行が待っているわけです。お酒が飲める人にとってはこの苦痛は分からないですし、いいから飲んじゃいなよ、となるわけです。こうなるのが嫌だから最初から行かない、という選択肢を選ぶ人も多いと思いますがそれだとどう思われるのか、という話になってきます。お酒を飲めないキャラを徹底して飲み会に行かなくてもいいように普段から職場でアピールするか、お酒を飲まなくても、飲み会でやり過ごす方法を考えるかになってくると思います。

飲み会に限らず、こうした職場での人間関係は適度な距離を保つのが中々難しいものです。自分の意思をしっかり表示した上で、角の立たない付き合いを心がけましょう。